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介護の人手不足がヤバい?みんなが限界を迎えた施設のリアル体験!

強烈!ブラック体験! 施設サービス

介護の人手不足がヤバい?みんなが限界を迎えた施設のリアル体験!

2年半前ぐらいからの出来事ですが、これは今でも続いております。

 

私も現在は同じ施設で介護福祉士として勤務しておりますが、この年度末でついに寿退社をすることができます。

 

辞めたいと何度も何度も思いましたが、慢性的な人員不足で周りの職員も限界なので辞められるタイミングがなかなか無くて…。

 

しかし身体よりも精神的に限界が来ていたところに、結婚という大きなきっかけが出来たので、円満に退社をさせて頂ける事になりました。

 

今は新しい転職先を探しつつ、ケアマネージャーの資格を取得したいのでその勉強に励んでいます。

ヤバい労働環境はどこでもあり得る

介護業界は慢性的な人不足問題を抱えており、それに伴う厳しい勤務形態はどの施設でもあり得るでしょう。

 

もちろん、全ての施設が該当するわけではありませんが、自分の施設はいつまでも大丈夫ということはありえないと私は思っています。

 

これから介護の仕事をしようとしている方や、それ以外の方にも「こういう施設があるんだ」

 

「介護業界の実情ってこうなんだ…」と知ってもらえたら良いなと思います。

介護の人手不足のヤバさから始まったのは残業

今回お話しさせて頂く人手不足がヤバかった施設は、従来型の介護老人保健施設。

 

他の老健で働いていたこともありますが、働き始めた頃は毎日が気付きと勉強で覚えることもたくさんあったので充実していました。

 

人員も十分だったので定時上がりも基本で、パートさんより圧倒的に正社員の方が多かったです。

 

しかし、新しく就職したこの施設はなにか違う…。

 

少しずつその違和感が現実になっていきます。

急に現れた残残

シフトに「残」というものはずっとありましたが、急に「残残」が出現しました。

 

「残残とは何事?何時間労働させるの?」かなり不吉な予感…。

 

そして、その予感は的中してしまい、いきなり急な人員不足に陥りました。

 

職員がいないので遅番が確保できず、早番から遅番までの勤務が当たり前となっていきました

実働12時間の日々が続く

月の残業時間も10時間超えは当たり前。下手すると20時間手前な時も…。

 

夜勤が少ない方は20時間を切ったことがないと仰っていました。

 

「夜勤以外で12時間労働はきついし、月残業が20時間超えなんていくら夜勤が少なくても多い!」

 

職場に対する不信感はドンドン募っていきました。

夜勤明けでもサービス残業は当たり前

考えられない事に夜勤明けでも入浴介助要員が不足していれば、前日の夜勤が入浴介助をしてから退勤。

 

もし入浴の職員が足りていても、フロアに誰も職員がいないことも日常的に。

 

自分の仕事は終わっているのに、前にオムツ交換やトイレ誘導を手伝ってもらってる。

 

それを見捨てて帰るわけにもいかず、早く帰りたいと心の中で叫びながら残業していました。

介護の人手不足はヤバいと分かっていても…

「いや、でもすぐに新しい人が入って残残なんてなくなるだろう」

 

すこし希望を持ちながら働いていましたが、全く人は増えません。

 

パートさんは結構いらっしゃるのですが、長くても夕食までなのでもう少しいてくれよ…と思いましたね。

 

一番人手が必要なのはトイレ誘導・オムツ交換から就寝介助までの遅番がですから…。

 

派遣の方も契約切れで同時に2人が抜けていったりと、人手不足は解決される気配が全くありませんでした。

いつまでたってもなくならない「残残」

予想外な残業をすることになった事もありました。

 

福祉の専門学校に通う外国の方もアルバイトとして来て頂いていますが、何度も何度も急な休みを取ります。

 

「なんでバイトの子ってこんな無責任に休むんだろう」

 

「どういう迷惑が掛かるのかわかってるのかな」

 

普通ならバイトの子が休んだくらいで、そこまでイライラすることも無いでしょう。

 

しかし、いつまで経っても無くならない残残のせいで自分自身の余裕も完全に失っていました。

介護の人手不足のヤバさでついに限界を超える

そんな勤務形態が続く中で、自分の心に余裕が無くなっているのを感じました。

 

入所者様の暴言にいちいちカッとなってしまって聞き流せず、かける言葉が荒くなる回数が増えていく。

 

「なんでこんなことで腹が立ってしまうのか…」

 

「相手はどうせ忘れるんだから腹を立てても仕方ない…」

 

認知症棟だから本人達の暴言はその時だけの感情で本意ではない。

 

その時だけの事とは分かっているのに…聞き流せなくてカッとなってしまう…。

限界を迎えた瞬間

身体よりも心が疲弊しているのが自分でも分かりました。

 

ある夜勤の時、何度も何度も同じことを言いに来られる入所者様。

 

説明してもすぐに忘れてしまってまた言いに来られる…。

 

相手は病気なのだから当たり前。

 

なのに、私は泣いてしまいました。

 

急に溢れた感情に自分でもどうすればよいか分からず、当時はノイローゼになるかと思いました。

だけど、みんな限界

やっと新しい正社員が入社しても、それを待っていたかのように別の職員が退職。

 

結局状況は変わらず、忙しい毎日は訪れる。

 

何より、新しい社員を待っているのは私だけではなく、私以外にもしんどい思いを抱えている。

 

「みんなが限界まで疲弊している」

 

「ここには頼れる人なんて誰もいない」

 

そう考えた時にプツンと糸が切れた感じがしました。

介護の人手不足のヤバさを直談判

上司に限界を迎えていることや夜勤を減らしてほしいことを直接相談しにいきました。

 

しかし、返ってきた返事は「もう少し頑張って様子を見てほしい」と一言。

 

人事採用部にも掛け合っていると言われましたが、本当か?と信じることはできませんでした。

いつまでも止まらない悪循環

分かっていましたが、何も変わることはありませんでした。

 

来るのは夕食前までのパートの方やアルバイトの方のみで正社員は年に1人か2人。

 

しかも、毎年入って来る人数以上に退職される人数の方が上回っている状態。

 

良くなるどころか年々きつくなる一方で、この施設どうなっているんだろうと思いました。

相談する気力もなくなる

こんな中で働いていると、落胆し過ぎて上司にお話しする気力はゼロ.

 

当然ですが、向こうから状態を聞かれることも一切ありません。

 

上司に相談してからもなんとか頑張っていましたが、やはり限界なのは変わりませんでした。

ついに退職の時が訪れる!

「これからどうすればいいんだろう…」と考えている矢先に、寿退社というチャンスが巡ってきました。

 

とはいえ、結婚したという理由だけで自分だけ退職しても良いものか本当に悩みました。

 

「このままではこの仕事が嫌いになってしまう」

 

「心が壊れてしまう」

 

そう思い立って、結婚前に辞めて転職することにしてそれを理由に退職を決意しました。

介護の人手不足を体験した私が思うこの仕事の向き不向き

この仕事は老人の方が好きだったりお話しすることが好きで、やりがいを感じたい方は向いていると思います。

 

あとは根本的に人が好きなことは重要です。

 

しかし、残念ながら私は上記のどれにも当てはまってはいません。

 

そもそも向いていないのだと思います。

 

やりがいも一度も感じたことはありませんでした。

楽しさはあれどもやりがいは感じない

入所者様はありがとうと言ってくれるのですが、その中で時には暴力・暴言もあったのでどうしてもそこにやりがいを感じることは出来なかったです。

 

しかし5年間、特にやりがいを感じられなくても続けてこれたのは、多職種との連携が勉強になることに楽しさを感じていたからだと思います。

 

CW、NS、リハビリと相談して、入所者様のADLの向上に向けた支援を考察し、試し、そして目に見えて結果が分かるので日々勉強でした。

 

多方面からの意見が聞くことができるので、そういう考え方ややり方もあるのだと一つ一つが知識となります。

 

このような、多職種連携に興味がある方も、一番近くで変化が見える介護の仕事をしてみても良いのではないかと私は思います。

人手不足の施設で働く事で得たもの

過酷な勤務形態に変わってから、心持ちで頑張っていたことが結果として自分に悪い方向へ出てしまいました。

 

「周りが頑張っているから、若い私はこれぐらいで根を上げてはだめだ」

 

「私まで辞めたら残される人達はもっと大変になってしまう」

 

「耐えなくては…」

 

精神的にしんどくなってきて、疲れてしまって情緒が不安定な時もありました。

 

正直、あれ以上に辛いことは無かったです。

過度なストレスで体調を崩したことも

夜勤の最中に限って急に瞼が腫れてきたり、家では高熱が出たりと突発的に何かを発症したりもしていました。

 

今思えば、ストレス性の何かだったと思います。

 

私がこのような経験をして思ったことは、自分の身体を大事にすること。

 

体力も精神も疲弊してきたら、何かしらのサインが身体からはちゃんと出ると思います。

 

それを無視せずにしっかり療養することも大切です。

自分に合った職場を選ぶことも大切

自分の仕事スタイルに合った施設選びをすることも重要。

 

入所者様とたくさんコミュニケーションを取ったりお話ししたり、マイペースに仕事をしたい方にはユニット型が良いと思います。

 

その逆であるならば従来型が良いと思います。

 

私はパタパタと業務をこなす方が向いているので従来型が合っていると思うのですが、これだけ人員不足な状態での40名の入所者様となるとただ大変なだけ。

 

職員の人数や正社員かパートかも大事になってきますね。

辛い時は休むことの大切さを知ってほしい

そして、しんどくなってきたら無理には働き続けないことを改めて実感しました。

 

無理をしても、その結果は何も生みません。

 

転職を決意した今は、一つの貴重な経験をさせて頂けたと思えます。

 

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